在庫表

まずいですねぇ、だんだんコンテンツが節約・やりくり小技サイトになりつつあるようです・・・。まあいいか・・・。

前ページでは、予算の概念を使用することによって、週単位、月単位とった比較的短い期間を、袋分けという手法で家計を管理してみようというお話しました。

続いては、袋わけ以外に予算の概念、あらかじめ見積もるという考えを利用して、家計を管理をするという、在庫表についてです。

在庫表とは

在庫表も予算のときと同じように、過去の支出から、何かの一定の傾向がないかどうかという、家計分析をするという考えは同じです。

袋わけの場合は、支出をした際の、期間とお金という2つの関係に注目をしましたが、今回はさらにもっと細かい視点で、期間と商品に注目をしたものと考えればいいと思います。

家計簿雑誌の特集などで、在庫表によく出てくる一般的な商品といえば、ティッシュペーパーなどがあります。

イメージ図
エリエール フワリティシュー 320枚(160組)

ティッシュペーパーの場合も、やはり予算のときと同じように、家計簿をつけていると、ティッシュペーパーの使用量が、ある一定の使用量に落ち着く傾向があります。おおよそ使用量としては、ひと月で1箱使い切るくらいでしょうか。2箱くらいでしょうか?もちろんご家庭また個人によって使用量は違うでしょう。

このティッシュペーパーも、袋わけをしたときと同じように、あらかじめティッシュペーパーの消費量を基準に見積もることができます。

そして、消費量をあらかじめ見積もることによって、なにがわかるのかというと、ひと月で1箱ですから、一年間で見積もると12箱になり、

12箱あれば、向こう一年のあいだ、おそらくティッシュペーパーを購入することはないということがいえます。

そして、年間に必要な量を見積もることができたので、その必要な分の量だけをスーパーなどの安売りの時ときに買えば、無駄な支出を抑える、管理をすることができます。(計出または、純資産を増やす鉄則2)

管理をするのとしないのでは、どちらがムダかどうかはわかりますね。例えば一年間で3箱づつ分けて、ティッシュペーパーを購入した場合と、安い相場の時にまとめて購入した場合とでは、(ティッシュペーパーを1箱単位で買う方はあまりいないかと思いますが、例えとしてきいてください。)

分けて購入した場合
在庫表なし、なくなったらそのつど購入パターン
まとめて購入した場合
在庫表あり、必要な数量把握

一回目

30円×3=90円

二回目

35円×3=105円

三回目

28円(特売日)×3=84円28円(特売日)×12=336円

四回目

32円×3=96円

合計

90+105+84+96=375円28×12=336円
一個当りの値段は@31.25になります。一個当りの値段は@28になります。

まとめて購入した場合の方が28円×12個=336円になり、在庫表を利用して管理をしていない場合と比べて、どちらが安くすむかはおわかりになるはずです。

特売の日に必要分を購入するという節約術をご存知の方は「何をいまさら」のページでした。