家計簿をつけることによって、個人のまたは家庭内の、経済状況がわかり、いままで見えなかったものが、みえてきたりします。
そして、夢や目標(ライフプラン)に基づいた生活設計に対して、意思決定をすることが可能にになるんですね。
意思決定というのは大丈夫でしょうか?
意思決定は、ある目標を達成するために、複数の代替的手段の中から最適なものを選択することですね。
例えば、選択肢AとBがあったとして、一見どちらを選んでもいいような、すばらしい選択のような気がするのですが、家計簿を参考に家庭を経済の面から両案を検討してみると、Bは損をしてしまう、または、ライフプランには関係のない、選んではいけない選択肢だった、などとわかることがあり、もしかしたら、Bを選択していたら夢や目標から遠ざかってしまってしまっていたかも・・・。
というように家計簿は家計の危険を察知して、回避するといった意思決定の判断材料として使うことができます。
また、この意思決定という行為は、視点を変えれば、ムリ・ムダを排除しているともいいかえることができます。
結果、危険を察知するのとしないのとでは、やみくもに目的地へ行くときの時間も危険度も、当然差がでてくるということになります。
家計簿は家庭の経済面で、今までみえなかったものが見え、目標到達までの距離を最短で走ることを可能にし、また、あとどれくらいの距離を走ればいいのかも一目でわかるようになります。
家計簿は羅針盤だとよく例えられる一つの理由でもあります。