人が生きていく中で経済・お金の面での最大のリスクといえば、当たり前ですが財産をすべて失うこと、すなわち 「 破産 」 です。
例えば、借金を重ねて多重債務に陥ってしまった方は、今までの債務を整理するために自己破産の手続きを考えることになるでしょう。
実際としては、自己破産には世間で思われているほどの不利益はなく、どちらかというと人生を再出発させるための手続きになります。
ですから、「破産は命までなくなるわけじゃないから、これはリスクじゃない!」という方もいらっしゃるかと思いますが、破産が人生のリスクかどうかは、それこそ前ページの個人の価値観の問題によるところかどうかとうのはおおいに議論の余地はあるでしょう。
しかし破産うんぬんというその前に、もしその方が多重債務に陥る前に家計簿をつけていれば・・・なんてことを私はいつも考えてしまいます。
お金に対する知識が豊富で、借金を重ねない判断力と行動力を備えていたら・・・とか、家計簿をフルに活用していたら、自己破産なんて最悪の選択をせずにすんだのかも・・・。などなど、いつもニュースや本でこういった情報を耳にするたびに、こう思ってしまいます。