続いてこのページは、実際にCalcで家計簿を作成する時に必要になる、Calcの知っておくべき基本的な用語についての説明になります。
Calcでも他の表計算ソフトでもそうですが、構造を理解していないといけませんからね。
とは言ってもCalcを使用しているうちに自然におぼえていくはずなので、ざっと目を通すだけで、用語を今すぐにおぼえる必要はないと思います。
表計算ソフトは、その名のとおり表で計算するソフトウェアのことで、またCalcで作成したデータは表計算ドキュメントと呼ばれています。
また基本的な作業は画面上にあるシートというスペースで行ない、そして表計算ドキュメントの中にはあらかじめ複数のシートが用意されています。
- ①タイトルバー
- 現在編集中のファイル名が表示されます。保存していない場合は「無題」と表示されます。またこのバーをドラッグすることにより、ウインドウを移動させることができます。
- ②メニューバー
- Calcの機能が分類されており、メニューから機能を選択して実行します。
- ③ツールバー
- メニューバーの中でよく使う主な機能が割り当てられているボタンです。
- ④行
- 横方向のセルの集まりです。
- ⑤列
- 縦方向のセルの集まりです。
- ⑥行番号
- 行は数字で表示され、1~65536まであります。
- ⑦列番号
- 列は英字で表示され、A~AMJ(256番目)まであります。
- ⑧セル
- シート上のひとつのマス目で、ここにデータや数式を入力します。また、選択しているセルをアクティブセルと呼び、太枠で表示されます。
- ⑨数式入力ボックス
- セルの中に入っている数字や関数、文字列などの内容を表示、または入力することができます。
- ⑩シート見出しタブ
- タブをクリックすることによってシートの切り替えを行ないます。また、シートの追加や削除、シート名や並び順を変更することが可能です。
- ⑪名前ボックス
- 選択されているセルの番地や名前が表示されます。