家庭や家族の構成員、個人は、自らの夢や、目標にむかって絶えず経済についての活動を行っています。
その経済活動を区切るための期間のお話です。さらっとおぼえておいてください。
家庭は死亡や無人島の生活をしない限りは、生活を続けるため自己の夢や目標をかなえるために、経済活動を毎日何らかのかたちで続けています。
実際の帳簿の記入場面でいうと、一日の取引・経済活動が行われ、家計簿に記録され、そしてまた次の日というように、その日の取引ごとに順に書きこんで、記録されている状態です。
そして、この作業は家計簿をつけることを辞めたり、また死亡、破産をしない限り、この作業は毎日永遠とつづいていきます。
また、これは家計簿の前提である、たたき台となる、財産状態と収支を把握するために、必要な作業ということでした。
それではいつまで、記録をし続ければいいのか?というお話です。
単純に記録をし続ける、書いているという行為だけでは、家庭が潤っているのか、金銭的に豊かになっているのかということはわかりませんね。
期をみて、今までの記録したものを集計しない限り、いったい今いくらあるのかがわからない状態です。
銀行に現金が残っていて、 「 まだ残ってる、ラッキー 」 といって使ってしまい、そのお金は実は保険料の引き落とし分だったなんていうことは、よくある話です。
そこで簿記では、人為的に記録期間を区切り、その時期の間にどれだけの財産の動きがあったのかという計算をすることになります。
また、この計算する一定の期間のことを会計期間といいます。
会計期間は、企業の場合だと、通常一年または半年のところが多いようですが、家計の場合は、一週間ごと、一ヶ月ごと、半年ごと、そして一年ごとと、記録について自分が知りたい、目的ごとに、計算がしやすいように、自分で期間を設定して記録・計算をすることになります。