Microsoft Money(マイクロソフトマネー)

次は、アメリカ生まれの家庭用会計ソフト、Microsoft Money、マイクロソフトマネーです。

<Microsoft Money2006>
Microsoft Money2006製造元マイクロソフト
機能家計簿として基本的にしたいことは全て出来ます。

<マイクロソフトマネーの使用感・レビュー>

マイクロソフトマネーは、ウインドウズでおなじみのマイクロソフト社が販売している、家計管理ソフトです。

初期設定を行い、メイン画面はどのようなものかなと思い、ふとみると、まずMoneyホームというところへ飛ばされます。

一覧で全てをプレビューする表形式ではないんですね。

どちらかというと、ホームボタンや、戻るボタンがあったりと、ブラウザでページをみているような感覚で、入力なら入力のページへ飛ぶ、といった処理方法になります。

機能がありすぎて何をしていいのか、一瞬わかりませんでした。初心者の方は操作に困るのではないでしょうか。

口座設定や収支の入力などをするときは、その入力するためのページへ目的ごとにその都度飛ばなければならないので、入力の手間は断然増えます。しかも、該当のページへ飛ぶ度に、私のパソコンが古いのか重くて少しイラっとします。個人的にはレシート入力モードとかのような入力インターフェースに工夫をしてほしいところです。

マスターマネーと同様に、資産と負債の入力スペースは用意されていて、資産管理機能はいかんなく発揮されます、むしろライフプランの設定をするプランナー機能や投資のポートフォリオ機能があるので、マスターマネーよりマイクロソフトマネーの方が機能としては高いと思います。

収支からお金の流れを口座で紐つけしているので、口座ごとのお金の流れを把握することは可能ですが、やはりここでもいったんページを変えなければならないというのが、面倒でもったいないです。

また、このソフトの特徴的なサービスといえば、マイクロソフトらしいというのか、ネットとソフトが融合されている点です。

銀行名などを入力するときは、あらかじめ用意されているデータを、ネットからデータとして取り込むことによって、入力の手間が省け、名称などの間違いをおこすことはなくなり、株価や銀行の取引明細も自動で更新されるのでかなり便利です。

このソフトはどちらかというと、上級者向けのソフトで、家計簿ソフトというよりはもう資産管理ソフトだと思いました。

機能としては全て揃っているので、初心者の方は全ての機能の中の入出金の一部の機能を家計簿として使う、といったこともありなのかもしれません。

  • こんな方にお勧め
    • マネープランやキャッシュフローなど、将来設計を視野に入れた上級者(専門家)

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はっきり言って、値段が高すぎです><

値段のわりに使いこなせなかったという意見が少なからずあるので、ご購入の前には必ず体験版をダウンロードして、ためしに使って使いこなせるかどうかご確認してみることをおすすめします。