収支計算書の構造

収支計算書がどのような形式にすればいいのかは、くどいようですが、基本的に自分がわかればいいので、形式は自由です。

しかし、これは外せないという大まかなポイントは一応参考として、一般的なフォーマットを載せておきます。

収支計算書(勘定式)

平成○年1月から平成○年12月まで

食費456,000円給与(夫)2,400,000円
家賃(住宅ローン)540,000円給与(妻)840,000円
電気代72,000円その他の収入12,000円
ガス代48,000円
水道代36,000円
電話代60,000円
日用雑貨費96,000円
医療費24,000円
レジャー費144,000円
交際費36,000円
理容費60,000円
衣服費36,000円
車費156,000円
教育費0円
夫こづかい384,000円
妻こづかい48,000円
その他の支出168,000円
・生活費計2,364,000円
生命保険144,000円
こども保険216,000円
財形貯蓄108,000円
その他の貯蓄60,000円
・貯蓄・保険支出計528,000円
支出計2,892,000円収入計3,252,000円
当期収支差額360,000円

食費や給与(夫)などの項目や金額は今のところは無視していただくとして、この表の見方としては

ポイント

  1. まず、いつからいつまでの期間を記録したものなのかを書きます。
  2. 次に勘定が表の中心をさかいに、左側に支出の勘定があって、反対の右側には収入の勘定がわかれならんでいます。
  3. 支出側には支出合計が、同じく収入側には収入合計があります。
  4. 収入合計から支出合計を差し引いた、収支差額があります。これが当期収支差額になります。

この表により、当期の収支、収入計3,252,000円から支出計2,892,000円を差し引いた金額、当期収支差額が求まり、赤字か黒字かが、わかることになります。この表の場合は+(プラス)なので黒字ですね。

また、もっとわかりやすく管理するために、貯蓄残高項目を加えてみてもいいかもしれません。

このあとは、基本的に家庭の財務情報ないしはデータを、どのように加工・集計していくのかということが焦点になります。

基本の骨格はこれだけなので、あとは、自分のライフスタイルに合った項目を、自分で加えていけばいいでしょう。