続いて収支計算書です。
収支計算書とは、家庭の一定の会計期間の現金の収支状態を表す計算書のことです。
儲けとはなにか?というお話が関係しています。
収支計算書とは
収支計算書とは、企業の決算書でいうところの、損益計算書にあたり、会計期間の収支状態を表す計算書です。
収支状態という、収入と支出を計算するというそのまんまですね。
収支計算書は、半年ないし一年間といった、ある一定の期間、家庭の収入と支出を記録・計算して、収入から支出を差し引くことによって、収支差額(当期収支差額)を算出するしくみです。
この期間の収入と支出の金額は完全に一致することはまれで、その差額金額が収支差額になります。
収支差額の意味合いとしてはあまったお金、剰余金ということになり、この差し引いた金額が最終的に純資産になります。
収支の符号がプラスならば、収支差益(世間でいうところの黒字または利益)になり、マイナスなら収支差損(赤字または損失)というように家計の収支状態がわかり、黒字なら次期に貯蓄(繰越し)、赤字なら、いままでの貯蓄の分を切り崩すということになります。
こうして数字データの一覧表となった収支計算書をみることによって、いままでの家計の行動を客観的に見ることができ、これがたたき台になって、次期へやりくりをしていくことになります。