これからは、簿記の専門用語がたくさん出てくるかと思いますが、あまり深く考えないでさらっと読んでくださいね。
財務諸表は、ある時点の財産状態が記録されている貸借対照表と、ある期間の収支が記録された損益計算書(収支計算書)で構成されている一種の成績表になります。
財務諸表(決算書) | ┬ | 損益計算書(収支計算書) |
└ | 貸借対照表(財産管理表) |
また財務諸表は決算書ともいわれ、貸借対照表は他の文献だと財産管理表といわれ、損益計算書は収支計算書といわれることがあります。
名称は変わったりしますが、役割は同じです。なおこのサイトでは、言葉を統一するために、損益を計算した書類を指すときは収支計算書、財産状態を記録した計算書を指す場合は貸借対照表という名称を使うことにします。
あまり聞きなれない簿記用語が出てきてしまいましたが、これは簿記の中ではあたりえのように出でくる言葉です。
財務諸表はどういう使い方をするのかといえば、それは前ページの話で出てきた、各家庭の様々な目的のために使用される、資産管理のたたき台として使うことになります。
ということで、最終的に収支計算書と貸借対照表をそれぞれ作成すれば、家計簿のゴールだということになり、これからは財務諸表がどうやってつくられていくのかを見ていくことになります。
また、少し戻って、たたき台といわれていますが、具体的にどのように使われるのかは、たたき台の身近な行動として、ダイエットなどがいい例だと思います。